「わたしと黒」VOL.4 banana yamamoto
黒の事を考えてみると「知り合い」から「友達」になれてきた感覚です。
8年前 沢山の出会いと体験と繋がりたいという想いでアートの世界に入りました。
前職は保育士をしていたので、美術の知識はなく近くの文房具屋で購入した1本の黒ペンでイラストを描く事からスタートしました。
知識、技術はなかったですが時間はあったので、皆がやりたくない事、面倒くさい事を追求して行った結果、点で作品を作る「点描」に行き着きました。
1本の黒ペンでも、点の重なりや間隔の調整で、色の変化やさまざまな素材感を表せる事を知り夢中で沢山の絵を描きました。
"想像を生む余白"新しい黒の魅力に気づけた喜びをとても覚えています。
近年は立体作品も作るようになり、今回展示している花器やオブジェの制作を楽しんでいます。
立体物を制作していると、黒に格好良さだけではなく可愛さも感じる事があり面白いです。
向き合う度にいろいろな表情を見せてくれる黒
今後も楽しみながら関係を深めていきたいと思います。
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8/18(fri)-30(wed) banana yamamotoPOPUP「RECCONECT」
@kuros'玉川高島屋S.C店
アート作品は平面から立体まで幅広く、アパレルブランドや他アーティストとのコラボレーション実績も多数有りある「banana yamamoto」さんが、kuros'とコラボレーション。bananaさんが考える“黒の世界”を表現しました。
古紙や古新聞を使い、“再び繋ぐ”作品たち。
黒だからできる深く奥行きのある表現。
この機会にぜひお楽しみください。
■展示作品
・点点果実
古新聞を一度水で解体し再構築しフルーツに成形した作品
・花器
古物屋さんから買い集めた花器にアートを施した作品
・絵画
今回作成したフルーツを様々な角度から撮影しコラージュした作品
全て1点ものでそれぞれ表情が異なります。
ぜひ店頭にて手に取ってお選びください。
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banana yamamoto
2016年より点描画家としての活動をスタート
-点と点が線で繋がる瞬間をつくる-
という想いから「点」をモチーフに作品を制作
0.01㎜の細かい点から大きな点の作品まで
日々「点」の可能性を探求している
平面から立体、異業種とのコラボレーションなど
精力的に作品を発表している